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ファンケル、尿から鉄分の充足状態を判定できる方法を開発

ファンケル、尿から鉄分の充足状態を判定できる方法を開発

疲労感やさまざまな活動の低下を招く鉄欠乏

2020年1月8日、株式会社ファンケル(以下、ファンケル)は、株式会社古河電工アドバンストエンジニアリング(以下、古河電工アドバンストエンジニアリング)およびアドテック株式会社(以下、アドテック)と共同で、鉄分の充足状態を簡単に判定する方法を開発したと発表した。

鉄分は生命の維持にとって必要不可欠な栄養素で、鉄欠乏は、疲労感・イライラ感の増大や、記憶力・学習能力・認知機能・運動機能などさまざまな活動の低下を招く。日本では、20~40代女性の約50%が貧血もしくは潜在的な鉄欠乏状態であるとのこと。

一方、潜在的な鉄欠乏状態になると、鉄分を貯蔵するために必要なタンパク質「フェリチン」(以下、同タンパク質)が減ることが分かっている。

そこで、3社は、唾液や尿などの採取可能な試料中の成分を簡単に測定する技術の開発に取り組んでおり、唾液に含まれている同タンパク質を測定し、鉄分の充足状態を判定する方法(以下、同唾判定法)を開発している。

今回は、同唾判定法を応用して、尿にも微量に含まれる同タンパク質を測定し、鉄分の充足状態を簡単に判定する方法(以下、同尿判定法)を開発した。

鉄分の充足状態を簡単に判定する方法の概要

同尿判定法では、事前に必要だった作業を省略して使用できるチップを開発し、尿をチップに滴下して15分後には測定できるようになった。

また、軽量で持ち運びが可能な小型の蛍光イムノクロマト測定装置(QD reader)を使い、簡単に尿中の「フェリチン」を測定できる。

さらに、20代から60代の日本人男女約300人を対象に、血液と尿の「フェリチン」の濃度を測定した結果、尿中の測定結果と血液検査による鉄分充足率の関係性が明確になり、鉄分充足状態の判定が可能になった。
(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

株式会社ファンケル ニュースリリース
https://www.fancl.jp/

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