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神経の非侵襲生体磁界計測に成功

新技術の概要

株式会社リコー、国立大学法人東京医科歯科大学、学校法人金沢工業大学は共同で、脊髄の神経活動によって生じる磁界を計測し、脊髄の神経活動を測定する「脊磁計」を開発した。

この脊磁計は、神経に流れる電流による磁界を感知計測し神経の動きを見るために使われるが、従来は神経に直接取り付ける、つまり手術を行う必要があった。

今回は、手術が必要なく磁界を感知することが可能となり、腰や首、末梢神経の動きが見られるようになる。

今後の神経系疾患における、臨床実験などに応用され、治療に役立てられることが期待される。

神経可視化のメカニズム

人間を含む動物の動作に関して、神経が重要な役割を果たしていることはよく知られている。

その神経伝達の信号となるのが電気であることも知られているが、電気が流れると同時に磁界が発生することは物理などの授業で学ぶ程度で、あまり知られていない。

この磁界を利用して医療に役立っている例としてよく知られているのがMRIであるが、この神経伝達で発生する磁界をMRIの要領で応用したのが本技術である。

MRIは体全体を見るのに適しているが、今回の脊磁計は、腰などの特定部位に装着され、磁界の変化を感知し、コンピュータにより画像で表示し可視化するものである。

各企業の役割

金沢工業大学は、超電導量子干渉センサーを開発し、微弱な磁界信号を計測可能とした。

リコーは、この感知計測した信号を処理し、脊髄などの活動の状況を画像に変換。脊髄のどの部分に異常が生じているかなどが目で分かるようにした。

東京医科歯科大学は、この結果をもって、脊髄神経機能診断法の確立研究を行う。

今後は、医療従事者だけでなく、様々な分野の連携で治療を進めていく時代になりつつある。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

リコーHP
https://jp.ricoh.com/release/2019/0724_1/

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