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nmレベルの人工ピン計測に成功

新しい測定方法

古川電気工業株式会社は、2019年6月24日、X線小角散乱法を用いて高温超伝導中の人工ピンを高精度で測定する方法に成功した。これは世界初である。

なお、本研究では、大型放射光施設である「SPring-8」※を活用した。※兵庫県佐用町にある、電子の加速器と発生した放射光を研究利用する施設

超伝導のメリット

普段我々が使っている電気は電線を通って伝わるが、線材の電気抵抗があるため電圧や電流が落ちることになる。この現象を解決してくれる、と期待されているのが超伝導であるが、電気抵抗ゼロの状態で電流を流すことが出来ると言われる。

まさに夢のような材料として、リニアモーターカーなどへの利用が期待されているが、超伝導が応用されれば小型機器でも強力な磁場を発生させることが可能になると期待されている。

測定の難しさ

超伝導状態で電気抵抗がゼロになるが、超伝導内の磁束が動くと損失が発生してしまうためこれを止めておくピンが必要になる。

形状や密度、配列の揃った人工ピンを作る必要があるのだが、数nmレベルの大きさであるため電子顕微鏡以外では適切に解析する方法が無く効率が悪かった。

このX線による測定方法が確立されたことにより、ピンの状態を正確に把握することができ、超伝導の開発が効率的に進むと期待されている。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

古川電工HP
https://www.furukawa.co.jp/release/2019/kenkai_190624.html

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