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MRI ネットの検索結果から欲しい情報を自動抽出するAIを開発

2019.09.02

情報検索の労力と時間を縮小

2019年8月27日、株式会社三菱総合研究所(MRI)は、株式会社Nextremerとともに、インターネット上で検索する際、検索結果の中からAIが最適な情報を抽出する技術を開発したことを発表した。

インターネットの発展および検索エンジンの高度化が進み、検索エンジンを使った情報収集が日常的に行われている。

しかし一方で、実際に求める情報を得るには、情報の検索の後、人間が膨大な数の検索結果の内容を理解し選別する必要があり、情報源1件あたりの情報量が増大する現在では、答えを得るには労力と時間がかかるのが現状だ。

調査では作業時間を10分の1に

両社は今回の共同研究において、文章に対する質問の回答を自動抽出する技術(抽出型読解AI技術)、およびその抽出型読解AI技術を用いて、インターネット検索を行う際に大量の文章データの中から求める情報を自動収集する技術(自動情報収集エージェント技術)を2019年3月に開発した。

抽出型読解AI技術は、事前に約300万単語以上からなる日本語文章および約10万の質問回答集からディープラーニングを用いて学習させたAIを用いることにより、新規に与えられた日本語文章を読み解いて、質問に対する回答を見つけ出す。

自動情報収集エージェント技術では、獲得したい情報に対する質問をあらかじめ用意しておくと、インターネット上やハードディスク内にある大量の文章に対してAIが順番に問い合わせを行う。得られた情報をAIが評価、表形式などに整理し、自動でレポートを作成することができるという。

これらの技術の活用により、応答シナリオが不要な質問応答チャットボットだけでなく、大量の文章データに対する情報収集作業の自動化が可能になる。実際にMRIが社内で行った調査では、約100時間かかっていた調査・資料化が、自動情報収集エージェント技術を使用することにより約10時間で完了したという。

MRIは、今回の共同研究の成果を活用し、情報収集作業が大きな負荷となっている企業や官公庁に対して、サービスの提供を進める予定だ。また、今後も働き方改革や人材不足などの社会課題に対して、AI技術による解決策の構想と社会実装を目指す考えだ。

▼外部リンク

株式会社三菱総合研究所 プレスリリース
https://www.mri.co.jp/news/press/public_office/028769.html

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