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NTT 光インターコネクト技術でAI学習速度大幅向上

2019.06.25

光インターコネクト技術の開発に成功

2019年6月18日、日本電信電話株式会社(NTT)は、光インターコネクト技術を開発し、成功をおさめたことを発表した。これにより、AIの処理高速化が実現する。

NTTは、「corevo(R)(コレボ)」というNTTのAIの根幹をなす技術として、今後さらなる研究開発を行う予定だ。また、同技術は、NTTが提唱する、光ベースの新たなネットワーク構想「IOWN(アイオン)」(「Innovative Optical & Wireless Network」の略)の実現に欠かせないものだとしている。

ポストムーア時代のためのインターコネクト技術

近年、ポストムーア時代に対応するため、現在の性能を上回るインターコネクトの開発が必要とされていた。NTTでは、AIに着目し、「分散深層学習」を得意とする光インターコネクト開発を目標としていた。多数のサーバで学習結果の共有が行われる分散深層学習では、AIの学習速度は通信の早さと密接に関係する。

NTTが行った市販品(最速の構成)の、サーバ4台(1GPU/1台※1)を使用した比較測定では、学習速度が7%向上することがわかった。※2

この結果をふまえ、GPU台数を増やし試算したところ、40%以上学習速度が向上(32GPU利用の場合)するという見積もり結果が出た。※3

※1 100Gbit/s InfiniBand + 市販最新GPUの組み合わせ
※2 データセット:Imagenet、学習モデル:ResNet50、サーバ4台、1GPU/サーバでの実測
※3 サーバ4台、8GPU/サーバでの見積もり
(ニュースリリースより)

新技術開発成功のポイント

今回の新技術開発成功の鍵は、演算リソースと光インターコネクト技術のダイレクト通信、高速光リングネットワークとその高速性を活かすプロトコル、データ共有処理を行う高速アクセラレータ回路の3点において、技術的ポイントをクリアしたことだ。これにより、分散深層学習のデータ共有高速化がかなった。

NTTは、今回の成功にとどまらず、今後も研究開発を継続する。光インターコネクト技術が、光と電子の長所を互いに引き出し合う、新アーキテクチャの情報処理システムを現実化すると確信する。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

NTT持株会社ニュースリリース
http://www.ntt.co.jp/news2019/1906/190618a.html

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