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ポリシアル酸がやる気の源になることを発見

脳内分子がやる気を起こす

2020年1月23日、九州大学大学院医学研究院、北海道大学、名古屋大学の共同グループは、脳の海馬に存在するポリシアル酸が、やる気に関わっていることを発見したと発表した。
このポリシアル酸は、神経活動の制御に関与しており、セロトニンシグナル伝達と抗うつ薬の作用を発現させるために重要な役割を果たしている。
なお、母乳や卵に多く含まれることが知られているが、胎児期の脳に発現し、神経系の正常な発達に役立つことが確認されている。

海馬は認知と気分を制御している

海馬には、興奮性ニューロンと抑制性ニューロン(GABAニューロン)から構成される神経回路が存在し形成されていることが知られている。
なお、この2つのニューロンはそれぞれ認知と気分の制御を行っているが、特に後者のGABAニューロンは食欲や性行動、学習や記憶、睡眠や覚醒をつかさどっている。
実験では、海馬からポリシアル酸を除去したマウスに対し、抗うつ薬を投与すると効果が無く、うつ状態が改善されないことから、ポリシアル酸はセロトニンシグナル伝達を増強し、気分の改善ややる気の回復に作用することが判明した。
この結果より、今後はうつ病の違った治療方法が新たに開発できる可能性があることを示した。

うつ病ではセロトニン量が減少する

うつ病やストレス障害などの精神疾患患者の脳内を調べると、セロトニン量の減少に伴い神経伝達作用が低下していることが分かっているが、同時にやる気が低下していることも判明している。
症状としては、食欲、性欲などの人間の基本的機能に加え、学習、勤労の気力がなくなり、日常生活にも支障をきたすことになる。
今回、やる気に関係するメカニズムが解明されたことにより、少しでもうつ病が治療される方法が確立されることが期待される。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

九州大学など
http://www.kyushu-u.ac.jp/f/37891/20_01_23_01.pdf

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