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清水建設、ベトナム・ビエンホア空港で枯葉剤由来汚染土壌の洗浄実証試験が完了

ベトナム戦争で米軍が散布した枯葉剤に由来するダイオキシン汚染土壌が多く残留

2019年12月26日、清水建設株式会社は、ベトナムのビエンホア空港(以下、同空港)における枯葉剤由来ダイオキシン汚染土壌の浄化実証試験(以下、同実証試験)において、オンサイト型土壌洗浄プラントによる洗浄処理試験が完了し、報告書を政府関係機関に提出したと発表した。

同国内には、ベトナム戦争で米軍が散布した枯葉剤に由来するダイオキシン汚染土壌(以下、同汚染土壌)が多く残され、同空港には同国最大規模の約85万トンに及ぶ同汚染土壌が存在すると推測されている。

このようななか、同社は、日本国内で多くの処理実績がある土壌洗浄技術について、同汚染土壌への適用可能性の調査を2014年から開始した。

さらに、同国国防省傘下の研究機関「CTET(Center for Technology of Environmental Treatment)」と実証試験の共同実施に関する覚書を2018年6月に締結した。2018年11月にはプラント建設に着手し、2019年3月下旬からは、CTETの後進組織で同国全土の環境問題を所管する政府機関「NACCET(National Action Center for Chemical and Environmental Treatment)」と共同で同実証試験を開始した。

枯葉剤由来ダイオキシン汚染土壌の浄化実証試験の概要

同実証試験では、空港内から採取した汚染濃度の異なる複数の土壌試料に洗浄処理を施した結果、ダイオキシン成分の除去率は平均95%に達し、汚染土壌量の70%近くを浄化土として再利用できる見込みとのこと。

政府関係機関に提出した報告書では、当初の想定通りの除染効果が確認できたことを示している。

さらに、米国企業と共同で、洗浄処理の残渣として生じる濃縮汚泥に熱処理を適用することでダイオキシン汚染土壌を完全無害化する追加実験も2019年11月末から実施しており、2020年3月までに完了後、洗浄処理と熱処理の試験結果を総合した報告書をとりまとめる予定だ。
(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

清水建設株式会社 ニュースリリース
https://www.shimz.co.jp/

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