J-GoodTech新規登録はこちら

早大と北里大、投球時の手のひらの筋活動を世界で初めて計測

早大と北里大、投球時の手のひらの筋活動を世界で初めて計測

アスリートにとって、その場で自身の動作を確認できることが重要

2019年12月11日、早稲田大学と北里大学の研究グループは、共同で、新しいウェアラブル筋電計測デバイス(以下、同デバイス)を開発し、野球のピッチャーの投球時に、手のひらの筋肉がどのように活動しているのかを計測することに世界で初めて成功したと発表した。
アスリートにとって、パフォーマンスを向上し運動障害を克服するために、その場で自身の動作を確認できることが重要であり、近年は、筋活動などの生体を計測するためのウェアラブルデバイスが開発されている。
特に、皮膚に直接貼り付けて、中枢からの筋への運動指令を表す筋活動を観察するための表面筋電図が広く用いられている。
しかしながら、従来のデバイスでは、繊細な感覚を有し素早く複雑な動きを伴い摩擦が生じやすい手のひらや足の裏などの部位に対しては、装着者のパフォーマンスを下げずに計測することが困難であった。

装着者の素早く複雑な動きを妨げず、皮膚に貼り付けるだけで表面筋電位を計測

投球時に手のひらの筋活動を計測する同デバイスは、電気を通すプラスチックからなる電子ナノ絆創膏で、非常に薄くて柔らかいため、接着剤を用いずに皮膚に貼ることができるうえに、皮膚が伸縮し発汗する場合でも、破れたり剥がれたりすることなく安定して使える。
また、電子ナノ絆創膏と前腕に固定したBluetooth端末をつなぐコネクタは、日本の伝統工芸である「切り紙」に着想を得た伸縮配線構造にしてあるため、強い加速度がかかる投球動作を行っても、デバイスが皮膚から脱離することや、断線したりすることがない。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

北里大学 プレスリリース
https://www.kitasato-u.ac.jp/

すべてカテゴリの最新記事