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理化学研究所が、筋収縮動態の観察に成功

理化学研究所が、筋収縮動態の観察に成功

モーター分子の機能を分析

2019年11月27日、理化学研究所の共同チームは、筋収縮の機能単位であるサルコメア構造の一部である分子システムを設計した。
これを用いて、収縮中のモーター分子の動きを直接監視し、分析することに成功した。
これにより、新たな心不全の治療薬開発につなげられると期待される。

筋収縮の瞬間をとらえたのは70年の研究で初

筋収縮の研究は今まで70年にわたって行われてたが、収縮の瞬間におけるモーター分子の動態は捉えられていなかった。
今回は、ヒトの筋肉にあるモータータンパク質における収縮を、高速原子間力顕微鏡とレーザー暗視野顕微鏡にて、2段階の可逆的な力が発生している瞬間を画像化した。
これにより、心不全につながる心筋肉の異常な動きを解明することができる。

突然死の原因解明に役立つ

若年性突然死の原因や、心機能低下を引き起こすことで知られる肥大型心筋症は、500人に1人の割合で発生している。
遺伝的な要因が大きいが、心臓を拍動させるモータータンパク質の異常が原因となることが分かっている。
今回直接監視ができることとなり、心筋症の新しい治療薬の効果を直接確認することができる。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

理化学研究所
https://www.riken.jp/press/2019/20191127_1/index.html

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