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SMBCグループなど3社、ソフトウェアの修正案をAIで自動推奨する技術を実証

2019.11.01

高い信頼性が要求される金融サービス

2019年10月24日、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBCグループ)、株式会社日本総合研究所(以下、日本総研)および富士通株式会社(以下、富士通)は、AIを活用しソフトウェアの修正案を自動推奨する技術(以下、同技術)について、有効性を確認するための実証実験を共同で実施したと発表した。

近年は、金融業界においては、デジタルトランスフォーメーションやFinTechを活用した最新のデジタルサービスを素早く提供することが求められるうえに、高い信頼性が要求されるため、ソフトウェアの品質を短時間で高める手法の開発が課題となっている。

このようななか、Fujitsu Laboratories of America, Inc.(以下、FLA)は、2019年8月26日から8月30日までタリン(エストニア)で開催された国際会議27th ACM Joint European Software Engineering Conference and Symposium on the Foundations of Software Engineeringにおいて、同技術を発表した。

同技術は、静的解析ツールが検出したソフトウェアの潜在バグ箇所に対して、予めAIが学習した潜在バグの修正パターンを開発中のソフトウェアの潜在バグと突き合わせながら最適な修正案を自動生成し、開発者に推奨する。

なお、静的解析ツールとは、ソフトウェアを実行せずにソフトウェア中のソースコードを分析するだけで問題点を検出できるツールだ。

同技術を活用することで、ソフトウェア開発および保守の短時間化が図られるとのこと。

実証実験の概要

同実証実験では、日本総研が開発している三井住友銀行の金融取引を行うシステムのソフトウェアに同技術を適用し、対象ソフトウェアに内在する潜在バグ数を静的解析ツールで計測し、そのうち同技術によって適切な修正案を提示できた箇所の総数を計測した。

この結果、対象ソフトウェア中の潜在バグ全体の50.2%に対して、適切な修正案を推奨できたとのこと。また、潜在バグの修正時間を試算したところ、AIが自動推奨した修正案を活用した場合、手作業で対応した場合に比べ、最大約30%の時間を削減できることが分かった。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

富士通 プレスリリース
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/10/24-1.html

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