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東芝、血液1滴から13種類のがんを99%の精度で検出する技術を開発

東芝、血液1滴から13種類のがんを99%の精度で検出する技術を開発

1981年以降日本人の死亡原因の1位を占めているがん

2019年11月25日、株式会社東芝は、東京医科大学および国立研究開発法人国立がん研究センター研究所(以下、国立がん研究センター)との共同研究(以下、同共同研究)により、血液中のマイクロRNAを使った簡便で高精度ながん検出技術を開発したと発表した。

がんは、1981年以降、日本人の死亡原因の1位を占めているが、治療法が進歩するに伴って、早期にがんを発見できれば生存率を著しく向上できるため、早期発見が重要な課題である。

このような中、血液中に約2,500種類あるマイクロRNAが、簡便かつ高精度にがんを検出する手段として注目されている。

なお、マイクロRNAとは、体の中で遺伝子やタンパク質を制御している20塩基程度の短い核酸分子で、最近、マイクロRNAの種類と量を調べることで、肺がんや乳がんなどの様々ながんを早期に見つけられる可能性のあることがわかった。

マイクロRNAを用いたがん検出技術

同社は、2014~2018年に国立がん研究センターが中核となり進められたプロジェクト「体液中マイクロRNA測定技術基盤開発」事業に参画し、マイクロRNAを用いたがん検出技術の開発に取り組んできた。

同共同研究では、東京医科大学と国立がん研究センターのマイクロRNAに関する高度な医学的知見と同社のマイクロRNA検出技術を融合して、13種類のがんについて、患者と健常者を99%の精度で網羅的に識別することに成功したとのこと。

また、独自のマイクロRNAチップと専用の小型検査装置を用いることで、検査時間が2時間以内に短縮されるため、即日検査が可能となる。

なお、2020年から、早期の社会実装に向けた実証試験を進めていく予定だ。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

東芝 ニュースリリース
https://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1911_06.htm

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