プラスチックの代替素材LIMEXの環境性能に高い評価
新素材LIMEX及びLIMEX製品の開発・製造・販売を手がける株式会社TBMが、コンコルディア・フィナンシャルグループの「SDGsブックレット2019」に、同素材が採用されたと4月11日に発表した。
新素材LIMEXは、無機フィラー分散系の複合材料で炭酸カルシウムを50%以上含んでおり、紙・プラスチックの代替になる。コンコルディア・フィナンシャルグループの「美しい環境を未来に残す」という環境方針に適合する素材で、その環境性能にも高い評価が得られ、今回「SDGsブックレット2019」に採用された。
国内で100%自給自足可能な資源 特許も取得
LIMEXは国内で100%自給自足可能な資源であり、現在は株式会社TBMが国内特許を取得。2015年には、年産6,000トンを製造する第一工場を宮城県白石市に建設した。
また、2016年には米国シリコンバレーの「Plug and Play」で、初の 「世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード」を、2017年には「第7回日米イノベーションアワード」で、「イノベーション・ショーケース」を獲得している。
同社は今後、環境保全などといった企業姿勢を表現するアイテムとして、同素材が広く採用されるように、関連製品の販売を強化していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)