ガストのメニューブックに新素材LIMEX採用

神奈川県・静岡県内のガスト約40店舗にて試験導入

株式会社TBMが開発・製造・販売する新素材「LIMEX(ライメックス)」が、株式会社すかいらーくホールディングス運営のファミリーレストラン「ガスト」のメニューブックに採用された。
ライメックスは石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチック代替となる新素材で、この採用を契機に株式会社TBMでは、飲食店や全国のレストランチェーンで使用されている、特にラミネートされた印刷物をLIMEX製品に切り替える販売を強化していく考えだ。

両社の取り組み

TBMにおいて、世界各地に埋蔵量がほぼ無尽蔵な上日本でも100%自給自足できる石灰石を主原料とした新素材LIMEXを開発・製造・販売することにより、SDGsの目標17項目中8つに貢献することを目指す。
一方すかいらーくグループにおいては、店舗照明にLEDの導入や従業員一丸となった省エネ・節水活動に加え、製造・物流におけるCO2の削減、プラスチック製ストローの廃止などを実施している。

資源保全に貢献できる環境性能

通常、普通紙1トンの生産に木を約20本・水を約85トン使うところ、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石0.6~0.8トンとポリオレフィン約0.2~0.4トンの使用で紙代替製品「LIMEXシート」1トンを生産可能。
また、従来のプラスチック原料は石油由来樹脂100%だが、LIMEXでは主原料が石灰石であるため石油由来樹脂の使用量を大きく削減することが可能な上、石油由来樹脂を100%バイオ由来の素材に置きかえたBioLIMEX製品も発表している。
(画像はプレスリリースより)

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プレリリースサイト:PR TIMES
https://prtimes.jp/