NEC、セブン-イレブンの実験店舗に設備の稼働管理や棚定点観測サービスを提供

絶えず変化している「コンビニエンスストア像」

2019年12月11日、日本電気株式会社(以下、NEC)は、株式会社セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)がリニューアルオープンする実験店舗「セブン-イレブン麹町駅前店」(以下、同店舗)に対して、設備の稼働管理や棚定点観測サービスを提供すると発表した。
社会情勢の変化とともに、買い物客のライフスタイルや好みが変わり続けており、求められる「コンビニエンスストア像」も絶えず変化している。
このようななか、セブン-イレブンは、同店舗において、買い物客にとって「心地よく使いやすい店」、加盟店オーナーにとって「安心して経営できる店」、従業員にとって「もっと働きやすい店」を目指した実験を実施するとしている。
また、NECは、消費者行動の変化や急速に進む労働力不足などの課題に取り組んでおり、省人型店舗「セブン-イレブン三田国際ビル20F店」において、NECの顔認証技術や画像認識技術などを活用したソリューションを導入し、従業員の省力化などに向けた実証を行ってきた。

「セブン-イレブン麹町駅前店」に導入するソリューションの概要

同店舗では、冷蔵庫やカフェマシンなどの稼働情報を24時間自動収集して、設備の故障やメンテナンスのタイミングを検知し、トラブルが発生する前の従業員への通知や保守員の手配といった予防保全を行う。このため、従業員の労働負荷が軽減され、店舗運営の効率化が図られる。
また、従業員は、スマートフォンから、店舗内に設置した360度見渡せるドーム型ネットワークカメラにより、棚の状況を確認できる。このため、売れ筋・死に筋や欠品状況などを実際の棚画像上で把握して、発注・店づくりなどに活用できる。
(画像は日本電気株式会社公式ホームページより)

▼外部リンク

日本電気株式会社 プレスリリース
https://jpn.nec.com/press/201912/20191211_02.html