人の疲れが簡単に分かりチーム全体を一括管理

精神疲労・身体疲労の判定管理システムAQフリッカーテスター

コンピュータ計測制御装置のハードウェア、ソフトウェア開発の有限会社サイバークラフト(大阪府寝屋川市/代表取締役:尾崎教仁)は学校法人常翔学園 摂南大学の人間工学研究室(大阪府寝屋川市/教授・副学長 川野常夫の研究成果である登録特許(下記)の実施許諾を受け、当社の機器・システム開発力を生かして「AQフリッカーテスター」を販売します。本商品は、例えば運輸業や保健衛生業、製造業、病院、学校などにおいて、従業員の疲労管理、労務管理、教材などに利用することが考えられます。
特長は、従前のフリッカー検査器に比べ、下記特許技術の独自アルゴリズムを用いることで、意図的な虚偽の回答、恣意的な回答を排除し、非常に短時間(10秒以下)でフリッカー値を高精度に検査することが可能な点です。また操作も簡単で多人数(500人)の検査データ処理への対応も可能です。

フリッカー検査器とは

従前の代表的なフリッカー検査器では、赤色LEDを60Hzの点滅から周波数を徐々に下げていき、「ちらつき」を判別できるようになったときの周波数をフリッカー値として判別する方式を用いております。
一般的に人は疲労するとこのフリッカー値が下がり、例えば、仕事の前後などで測定することにより、相対的な「疲労」を数値化することができます。
しかし、意図的な虚偽の回答、恣意的な回答があり、正確な測定ができない場合があり、検査時間も長い(1~10分以上)ものとなっており、仕事の時間に支障をきたす場合がありました。
これらの課題を解決することを目的として、摂南大学では点滅周波数の異なる複数の点滅LED光を目で見て、点滅がわかるか、わからないかによってフリッカー値を特定し、疲労具合を調べる方法を用いた「AQフリッカー(プロトタイプ)」を2017年に開発しました。
AQフリッカーで疲労度を測定すると、例えば、36Hzや38Hzといった結果が出ます。これらを「フリッカー値」と呼びます。フリッカー値は、小さいほど「疲れている」ことを意味します。
フリッカー値は、人によっても、年齢によっても異なります。仕事によって疲労したかどうかは、仕事前後の差の大きさで判定します。したがって、仕事前と仕事後のそれぞれの測定が必要となります。
データが蓄積されて各自の平常値が定まれば、その値との比較で疲労が判定できます。
AQフリッカーでは、正確な疲労度を測定するために、点滅しているLEDの探索を3回繰り返すようになっています。

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