エヌエスティ・グローバリスト株式会社(本社:東京都豊島区池袋、代表取締役:山本 直、以下「NSTG」)はLoRa無線製品の開発・販売、コンサルティング事業を2015年から展開しており、今回、東日本電信電話株式会社 長野支店(所在:長野市新田町 支店長:榎本 佳一 、以下「NTT東日本」)と松本市(市長:臥雲 義尚)が実施する実証実験に参画し、携帯電波の届かない山岳地帯における緊急連絡を想定した無線通信技術による情報伝達手段で協力をいたします。
- 1.目的
松本-高山Big Bridge構想に掲げる「多彩で上質な体験と滞在ができる魅力的な観光ルート」の実現を目指す一環として、NTT東日本と松本市が共同実施するものです。携帯電波が届かない上高地内山岳地帯の登山道において山岳遭難などが発生した際の緊急連絡を想定し、無線通信技術(LPWA)を用いてメッセージ送受信から救急隊手配までを想定した運用テストを行うものです。
- 2.対象地
松本市上高地 横尾山荘~穂高岳山荘区間の登山道 約7.1km
- 3.実証実験期間
令和3年10月上旬から令和3年10月中旬
- 4.協力内容
山岳地帯でも無線通信を届きやすいLPWA無線技術・知見の公開
・実験用「登山モニター貸出端末」の製品改良
・中継局用 自然エナルギー電源装置(ソーラーパネル+蓄電池)の提供
・250Mw高出力 LoRa無線ネットワーク構築