コンクリート内部改質防水材「ロデム」(特許取得済み)

ロデムの特徴・メカニズム

 弊社製品ロデム(登録商標第6740931号)につきましては従来の防水材の欠点を全て克服したコンクリート内部改質防水材となります。世界初の含侵ナノシリカ技術により特許を取得し(特許第6866547号)コンクリート表層はもちろん、ナノレベルの化学反応により内部を緻密化し高防水性能を発揮します。
更に優れた耐候性、自己修復機能を発揮する事により事実上のメンテナンスフリーを実現し、安価且つ簡単施工のため大幅なコスト削減及び工期短縮を図ることが可能な材料です。ロデムを使用する事によりコンクリート内部の鉄筋を保護(防水)する事で錆による膨張を防ぎクラックの発生を抑止し、化学反応により内部を改質(緻密化)する事でコンクリートの劣化防止、強靭化及び中性化・化学的浸食等の抑制に繋がり現在、世界的規模で深刻化が進んでいるコンクリート構造物の劣化に起因する重大事故の発生を防ぐことが可能です。従来の有機質防水材につきましては紫外線、水分解、塩害、凍害等の自然環境の影響を受け、必ず定期的なメンテナンスが必要ですがロデムにつきましては完全無機質の素材の為、これらの理由により劣化する事は一切ございません。
 
 また、無機質系として水ガラス(ケイ酸ナトリウム)が挙げられ、多数の製品がございますが、共通事項としてそのいずれも粘度が高く、水に溶けやすい性質のためコンクリート内部深くまで含侵する事はできず、少しでも内部に含侵させるために水で希釈し粘度を下げる方法をとっておりますが、その性質自体が水に溶けやすい為、内部に含侵する前に水に流されてしまい、含侵性を謳っている製品であっても実際には表層の1㎜程度しか含侵しません。更に表面に付着したもの及び多少含侵したものについても時間の経過とともに水に流されてしまいます。 
実際、ロデムにつきましても開発初期段階では無機質である水ガラスに着目し、コンクリートに亀裂を作り、何度も繰り返し実験を行いましたが漏水を止め、内部を緻密化することは不可能でした。
その後、研究と実験を重ねロデムの肝となる「結晶性層状珪曹」という物質に辿り着く事ができました。結晶性層状珪曹につきましてはケイ酸ナトリウムを特殊加工する事により粘度が低く、粒子も細かく水に溶けず他の物質を吸着する性質を発揮します。当時はその性質を洗剤の吸着剤として活用されておりましたが、コンクリート内部改質防水材として起用されたケースは世界的にも前例がなく、これにより特許も認定され、更に結晶性層状珪曹を製造されている会社は世界及び日本に1社しか存在しないことから紛れもなく、「日本発の世界的新技術」と言えます。

ロデム施工実績及び受賞歴

 ロデムにつきましては2025年現在まで600件以上の実績があり、ニーズとしては防水工事全般(屋根、屋上、壁面、基礎、ブロック、土間湿気防止、スラブ、地下室、地下ピット等)、止水工事(紛体による止水)、防水タイル貼り工事(強力付着により防水と接着の工程を一挙に施工)、補修工事、下地調整(防水込み)、景観を壊さずの防水工事(岩風呂等、リキッドタイプ使用)等が挙げられ、ロデム以外の材料では対処できない現場も数多くこなし、確実に需要が増えてきております。尚、ALC(軽量気泡コンクリート)にも問題なく施工可能である事は実証済みであり必要な試験及び基準に全てクリアし、これまで大きな事故等は一切発生しておりません。
また、弊社製品「ロデム」につきましては下記の通り、過去に受賞をしております。
⑴ 2018年11月3日 松島政博(発明者)
 「第2回宮崎テックグランプリ」リバネス賞(特別賞)受賞
⑵ 2023年4月10日 ナノステック株式会社(旧社名)及び古河産業株式会社
 「第9回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2023」
 最優秀賞受賞(商品名:草薙)

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