先進技術や無人化店舗の導入で生産性を追求
2019年11月12日、大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、明るい場所でも鮮やかな映像を表示できる透明スクリーン(以下、同スクリーン)が、ハウステンボス株式会社の運営する「変なホテル ハウステンボス」(以下、同ホテル)に導入されたと発表した。
同ホテルは、先進技術や無人化店舗を導入し、感動と心地よさを追求したロボットホテルとのことで、ギネスにも認定されている。
同スクリーンは、同ホテルのフロントに設置され、従来のロボット受付に替わって、同スクリーンに投影されたバーチャルキャラクターがホテル利用客へのチェックイン・チェックアウト手続きを案内して利用客を楽しませるもので、10月24日からプレ運転されている。
なお、システムの企画開発は、ニッコクソフト株式会社が担当し、バーチャルキャラクターは、DNP制作のキャラクターが採用されている。
透明スクリーンの特長
同スクリーンは、独自の光学レンズ構造を採用して、高い透明性と液晶モニターに相当する高輝度を両立している。このため、設置するホテルフロントの照明設備や配置などを変えることなく、明るい日中でもバーチャルキャラクターがリアルの空間に飛び出したような鮮明な映像で表現できる。
また、同スクリーンを利用したバーチャル接客では、機械的なメンテナンスを行う必要がほとんどなく、コンテンツを簡単に変更できるため、季節に合わせてバーチャルキャラクターの装いを変更することや、イベントを告知することもできる。
さらに、チャットボットによる接客や、遠隔地にいる人がキャラクターを操作して接客ことなども展開可能であるとのこと。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
大日本印刷 ニュースリリース
https://www.dnp.co.jp/news/detail/1193164_1587.html