車両が自動走行し、空きスペースに自動駐車
2020年1月21日、アマノ株式会社(以下、アマノ)は、車両制御技術を手掛けるアイシン精機株式会社(以下、アイシン)とともに、名古屋市内の一般駐車場で「自動バレー駐車」(以下、同駐車システム)の実証実験を行うと発表した。
同駐車システムは、駐車場において車両が自動走行し、空きスペースに自動駐車するシステムで、アマノは、これまで、ナンバープレート認識をはじめとする画像処理技術を活用した駐車場管制システムの研究・開発を進めてきた。
自動バレー駐車の技術検証を実施
AIを用いた画像解析技術を応用して、場内を走行する車両や歩行者を検知・測位する「カメラシステム」(以下、同カメラシステム)では、自動運転車両に駐車場内の状況データを提供することで、自動走行の安全性を補助する役割を担う。
同カメラシステムの技術検討を2017年4月より開始し、2019年1月には同市金城ふ頭駐車場において、路車間連携による同駐車システムの技術検証を実施した。
一般ユーザーによる受容性評価を含めて実証実験
同駐車システムを実用化に繋げるため、同市内の一般駐車場において、カーシェアでの同駐車システム活用を想定した一般ユーザーによる受容性評価を含め、実証実験を実施する。
アマノは、これからの新しいモビリティ社会をめざし、車にも環境にも優しい「駐車場」づくりに取り組んでいくとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アマノ株式会社 ニュースリリース
https://www.amano.co.jp/information/detail/20200121.html