省人化・省力化に対応する製品
2020年2月10日、サンデン・リテールシステム株式会社(以下、サンデンRS)は、2020年春から、「まとめ買い」できる新機能を搭載した高機能自動販売機「マルチ・モジュール・ベンダー」(以下、MMV)の販売を開始すると発表した。
これまでのMMVでは、商品を複数購入する場合、操作を数回繰り返す必要があったが、一度の操作で購入することが可能となるうえに、従来の自販機では販売が困難であった壊れやすい商品の搭載も可能になった。
また、同機能により、消費者にとって購入時間の短縮になり利便性が向上するうえに、人手不足が深刻化している管理者側にとっても、従業員の作業工数が大幅に軽減されて在庫管理システムが充実される。
高機能自販機「マルチ・モジュール・ベンダー」の特長
新機能を搭載したMMVは、おにぎり・惣菜パン等の食品や日用雑貨等の商品に合わせて商品棚を自由に設定・変更でき、陳列棚の制御を自動で検知し、瞬時にシステムに反映できるため、自動販売機管理者の負担が大幅に軽減される。
また、従来の自販機では販売が困難であった壊れやすい商品も搭載でき、そのままの形で取り出すことが望まれる総菜弁当や丼ものまで対応可能な搬出機能を備えている。
管理面での利便性も大幅に向上し、専門知識がなくとも商品交換が可能で、在庫管理・賞味管理・価格などを設定することや、様々な種類の温度管理が必要な商品を同時に搭載することも容易になった。
さらに、液晶画面を導入して、英語・中国語・韓国語への対応や、製品 PR 動画の表示も可能であり、領収書発券機能も搭載している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
サンデン・リテールシステム株式会社 プレスリリース
https://www.sanden-rs.com/news/news_200210_01.pdf