「電気自動車用スマート充電スポット」を京急電鉄沿線の駐車場に設置して実証実験

オープンイノベーションと地球温暖化防止の一環

2020年01月17日、京浜急行電鉄株式会社(以下、京急電鉄)は、株式会社ジゴワッツ(以下、ジゴワッツ)および三井物産株式会社と連携し、スマートフォンアプリで利用できる電気自動車(以下、EV)用普通充電器「Ella(エラ)」(以下、同充電器)を、京急電鉄沿線の時間貸駐車場に、2020年1月20日(月)~3月31日(火)の期間、実証実験として設置すると発表した。
走行時に二酸化炭素を排出しないEVは、地球温暖化対策として期待されるものの、充電スポットが限られており、利用するためには事前に会員カードを準備する必要があるなどで、普及の妨げとなっている。
このようななか、京急電鉄は、新規事業創出に向けたオープンイノベーションおよび地球温暖化防止の一環として、ジゴワッツが開発した同充電器を設置して、同実証実験を通し利用状況や課題を検証することなった。
なお、京急電鉄は、今後も積極的に新しい技術を導入し、地球環境保全などさまざまな課題解決に取り組んでいくとしている。

駐車中に充電することで時間を有効活用

同充電器は、スマートフォンアプリ「PIYO CHARGE(ピヨチャージ)」をダウンロードし、簡単な登録を行うだけで即日利用できる。また、アプリ上で充電スポットを検索し、充電器が利用中か否かも確認できる。
同充電器を設置することで、利用者は駐車している間に充電できるために時間を有効活用でき、設置者は駐車場の付加価値の向上が図られる。
(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

京浜急行電鉄株式会社 ニュースリリース
https://www.keikyu.co.jp/