伊藤超短波 顎関節の痛み低減「イトー D function」発売

「イトー D function」の発売を開始

2019年8月23日、物理療法機器メーカーの伊藤超短波株式会社はプレスリリースサイトにおいて、歯科用両側性筋電気刺激装置「イトー D function」の発売開始を発表した。
伊藤超短波株式会社は、日本初の超短波治療器を開発した会社である。1916年の創業以来、物理療法機器のパイオニアとしてEBM(Evidence-based medicine(根拠に基づく医療))の確立を目指し、これまでも多くの製品を提供してきた。
今回発売が発表された「イトー D function」は、顎関節の痛みを低減する目的での使用を想定した歯科用両側性筋電気刺激装置という医療機器であり、医療関係者のみの使用が可能な低周波治療器となっている。メーカー希望小売価格は税抜き180,000円だ。

頭頸部の疼痛緩和と筋肉の弛緩効果

同製品は、ファンクショナル波形による電気刺激により頭頸部の疼痛緩和が可能で、筋肉の弛緩効果もあるとしている。通電の際の皮膚への刺激が少ないこと、コンパクトなサイズながら大きなタッチパネルを搭載していることが特長だ。治療のための5つのモードが設定されており、幅広い治療に対応している。
2019年9月中の学会での展示は、2019年9月20日から22日の第49回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会、2019年9月28日から29日の第24回一般社団法人日本口腔顔面痛学会学術大会が予定されている。
2019年9月以降の学会展示予定は、2019年11月9日から10日の第33回日本口腔リハビリテーション学会学術大会、2019年11月20日から22日の第78回日本矯正歯科学会学術大会などとなっている。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

伊藤超短波株式会社
http://www.medical.itolator.co.jp/product/d-function/