サイバー攻撃を受けるリスク
2019年10月23日、株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(以下、日立ソリューションズ・クリエイト)は、トリップワイヤ・ジャパン株式会社と販売代理店契約を締結し、ネットワーク脅威検知製品「Tripwire Industrial Visibility」(以下、TIV)を活用した「制御システム脅威検知ソリューション」(以下、同ソリューション)を販売開始すると発表した。
最近は、機械設備のIoT化が進展し、センサーを取り付けて稼働状況を見える化する、設備を自動制御する、あるいは故障を予知するなど、さまざまな用途で活用されている。一方で、サイバー攻撃を受けるリスクが高まり、自社の生産活動のみならず、取引先にまで影響を及ぼす恐れがある。
このようななか、制御システムのセキュリティ対策が益々重要性となっているが、旧式のレガシーテクノロジーと最新のテクノロジーが混在している環境においては、継続的な脅威監視と資産の可視化が課題となっている。
「制御システム脅威検知ソリューション」の概要
TIVは、遅延や帯域幅の変化の影響を受けやすいレガシーテクノロジーが混在する制御システムのネットワークにおいて、グラフィカルなネットワークマップを作成し、稼働状況を可視化して、構成の不適切な変更や異常な指示などが発生した場合には、異変をいち早く検知できる。
同ソリューションは、制御システムの資産管理と脅威検知を可能にするソリューションで、TIVを活用して、セキュリティソリューション群に新たにラインアップした。
さらに、日立ソリューションズ・クリエイトは、PoC(概念実証)をはじめとする導入支援から運用支援、運用者・管理者を対象としたトレーニングサービスまでをメニューに取り揃えて提供するとしている。
(画像はニュースリリースより)
▼外部リンク
日立ソリューションズ・クリエイト ニュースリリース
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/