災害発生時のBCP対応強化と利用者の利便性を向上
2019年12月20日、沖電気工業株式会社(以下、OKI)は、株式会社鹿児島銀行に、「移動ATMカー」として一般車両搭載用「小型ATM」(以下、同ATM)を納入したと発表した。
同銀行は、災害が発生した際に、同ATMを搭載した一般車両の機動力を活かして、被災地等におけるBCP対応を強化し、顧客に、入出金/振込/通帳記帳・繰越/残高照会などATM機能全般のサービスを提供して、利便性を向上するとしている。
また、OKIは、今後も新たな店舗やサービスにつながる商品を品揃えして、金融機関の収益アップと顧客の利便性向上に貢献していくとのこと。
一般車両搭載用「小型ATM」の特長
同ATMは、従来のATMを、基本部・通帳部・紙幣部の3つのモジュールに分割し、無線に対応することで、市販の商用バンに搭載できる機動力を備えている。
このため、車両を特殊改造することや大型車両を運転できる専用の運転手を待機させておく必要がなくなり、従来の大型トラック等を使った金融機関の移動店舗と比べて、導入コストや維持コストが大幅に削減される。
また、大型トラックでは入れなかった細い路地や駐車スペースの狭い場所にも、簡単に乗り入れることができる。
(画像は沖電気工業株式会社公式ホームページより)
▼外部リンク
沖電気工業株式会社 プレスリリース
https://www.oki.com/jp/press/2019/12/z19074.html