アイシン、愛知県内知多半島道路沿道で「次世代広告システム」の実証実験を実施

より競争力のある技術や製品を開発

2020年2月6日、アイシン精機株式会社(以下、アイシン)は、「次世代広告システム」(以下、同システム)の実証実験を、愛知県の知多半島エリアにおいて、2020年3月から実施すると発表した。
アイシングループは、同グループの様々な製品から収集された車両情報や、位置情報などのオープンデータを分析して組み合わせ、コネクティッドの分野において新たなサービスを展開している。
また、2015年に設立したイノベーションセンターでは、乗り合い送迎サービス「チョイソコ」など、より競争力のある技術や製品を開発し、次世代の柱となるような事業の育成に取り組んでいる。
このようななか、同システムも、事業化に向けて検討を進めている取り組みのひとつだ。

「次世代広告システム」の概要

同システムは、アイシンが新たに開発した「リズムプラットフォーム(RHYTHM PFM)」(以下、同プラットフォーム)を活用し、車の位置や道路の混雑状況等に合わせて、車内を楽しくする音声コンテンツとともに、目的地や周辺店舗・施設の商品やお得な情報を伝える音声広告を配信する。このため、移動中の顧客に、的確にアプローチするマーケティングを行うことができる。
なお、同プラットフォームは、乗員の感情や行動傾向とリアルタイムに検出された様々な情報を元に、次々と変化する移動中の状況に合わせ、コンテンツを最適配信するためのプラットフォームだ。
(画像はニュースリリースより)

▼外部リンク

アイシン精機株式会社 ニュースリリース
https://www.aisin.co.jp/news/2020/012148.html