FM放送用デジタル音声同期伝送装置「RFD Sync-A300」

2024年の同期問題

 2024年1月に、ラジオ放送事業者が利用中のISDNサービスが終了の予定です。

 総務省の情報通信統計によると、平成30年9月末時点のISDNサービスの契約数は208万件です。一般ユーザの光回線等の利用は進んでいますが、ラジオ放送などの業務利用に於いては、ISDNへの依存度は低くないのが現状です。これに危機感を持つ、㈱エフエム東京は、レポート(http://www.soumu.go.jp/main_content/000418409.pdf)を発行しています。

 私たちは、ISDNサービスを代替するIPパケット通信網(光回線サービス)を用いたデジタル音声同期伝送装置の提供を開始しました。ISDNサービスの終了で、同期伝送にGPSやセシウム発振器を使用するなどの代替案が考えられますが、一様に高価です。私たちは、安価な代替手段として、「RFD Sync-A300」を提案します。

「RFD Sync-A300」

 「RFD Sync-A300」は、既存のIPパケット通信網(光回線サービス)を使用してデジタル音声データの同期伝送を行います。従来は困難であった公衆回線網の高精度な時刻同期を実現する独自技術が、同期伝送を可能にします。また、回線内のデータを多重化して、一回線で複数機器のデータを伝送できます。さらに、回線二重化により伝送路上のデータ消失を大幅に低減するとともに、回線障害発生時の影響を最小化できます。
 「RFD Sync-A300」のデータ伝送は、国際標準規格に準拠します。そのため、高い汎用性と将来性を持ち、システムのマルチベンダー化に最適です。

▼J-GoodTech 企業ページ

ネットワークアディションズ株式会社

▼掲載元リンク

ネットワークアディションズ株式会社 RFデザイン株式会社 プレスリリース
https://docs.google.com/a/network-additions.com/viewer?a=v&pid=sites&srcid=bmV0d29yay1hZGRpdGlvbnMuY29tfGRhdW5yb2Rvc2FpdG98Z3g6MjJkOTY4NDAzMjFjMzc4Mw