GSアライアンス株式会社(代表取締役兼CEO:森 良平 博士(工学))は、このたび、国連機関である世界知的所有権機関(事務局長:Francis Gurry、WIPO:World Intellectual Property Organization)が運営する、環境関連技術の普及とイノベーションを促進するためのマーケットプレイス「WIPO GREEN」にパートナー企業として参画しました。
WIPO GREEN パートナー
WIPO GREENは、国際的な知的財産の保護・活用や知的財産制度の発展をめざす国連の専門機関WIPOが、SDGsの達成に向け、環境関連技術の普及とイノベーション促進をするために運営するマーケットプレイスです。環境に関わる先進的で持続可能な発展を実現する技術を有する組織がWIPO GREENに特許を登録して公開することで、その技術を必要とする組織とのマッチングが可能になります。
GSアライアンスは国連の目指す持続可能な社会の実現のために、実際の技術で対応するための最先端技術を研究開発しています。よってWIPO GREENのパートナーとなって環境関連技術を登録し、世界中の多くの人が当社の技術を利用できる機会を増やすことで、環境、エネルギー関連技術の向上に貢献することを目指します。
既に、石油を使用しない100%天然バイオマス系生分解性樹脂、バイオプラスチック、バイオマス系廃棄物から作るバイオエタノール、バイオ燃料などの特許を登録しました。今後、さらなる環境、エネルギー関連特許を随時データベースへ登録していく考えです。
一方で、この100%天然バイオマス系生分解性樹脂の技術は、同じく国際連合の専門機関である国際連合工業開発機関 (UNIDO : United Nations Industrial Development Organization) の技術としても既に登録されています。
<WIPO GREENについて>
WIPO GREENは、環境技術の移転促進を目的としてWIPOによって2013年に設立された、知的財産の保有者と使用希望者を結びつけるデータベースとネットワークです。知財保有者は環境関連の特許、使用希望者はニーズをWIPOに登録し、マッチする者同士が自由に交渉することができます。110か国1,400以上の個人や組織が参加、3,600以上の特許とニーズが登録されており、600以上のマッチング実績があります。WIPO GREENに登録された特許は、国際的な認知の獲得と、有効な活用法の発掘が見込まれます。詳しくはWIPO GREENのウェブサイトをご覧ください。(英語のみ)
https://www3.wipo.int/wipogreen/en/<GSアライアンス株式会社について>
環境、エネルギー分野においての最先端技術の研究開発に特化したGSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co, Ltd.)は、2010年に冨士色素株式会社の内部ベンチャー企業として起業されました。具体的な研究開発事業として
1. 石油系原料を使用しない100%天然バイオマス系生分解性樹脂、バイオプラスチック、セルロースナノファイバー複合材料、各種バイオマス系廃棄物(廃木材、間伐材、竹、古紙、食品廃棄物、デンプン、古米など)を原料とする生分解性樹脂材料2. 次世代型二次電池、リチウムイオン電池、空気電池、燃料電池、太陽電池
3. 廃棄物から作るバイオエタノールを含めたバイオ燃料
4. 各種の先端ナノ材料
(量子ドット、金属有機構造体、酸化物ナノコロイド、金属ナノコロイド、銀ナノワイヤー、キチンナノファイバー、イオン液体、各種触媒、白金代替材料、可視光応答型光触媒材料、人工光合成用材料など他)5. CO2貯蔵、変換技術、乾燥条件下での水回収、水処理技術など
6. 抗菌材料、抗ウィルス材料
各種の環境、エネルギー分野向けの最先端技術、材料、製品を研究開発、製造販売しています。
会社名 : GSアライアンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森 良平 博士(工学)
所在地 : 本社 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野向けの最先端材料、製品を研究開発、製造販売
HP : https://www.gsalliance.co.jp/
TEL : 072-759-8501 / 8543
(画像はプレスリリースより)
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https://www.atpress.ne.jp/news/215009