モノづくり現場でもテレワーク化の波が浸透、現場見える化アプリに問い合せが急増
株式会社サンコー技研(東大阪市)は、簡単に行動・作業記録のデータ見える化が可能なスマートフォン向けアプリケーション(スマホアプリ)を、IoTメーカー(株)サン・エンジニアリング(大阪市淀川区)と共同開発、昨年春より販売を続ける中、近隣東大阪の町工場でもテレワーク化の動きが出始めており、いつ・どこからでも生産現場の運用状況を把握したい“工場見える化”ニーズを受け、アプリの導入件数が急増している。
これまで門外漢のアプリやIoTに全く興味を示さなかった町工場の彼らが突如一変した理由とは
2020年4月より、モノづくり企業に向けた作業記録アプリ 「スマファク!」™ の販売を開始するも、第一回目の緊急事態宣言以降、思うような営業活動が出来ないまま、販売不振が続いていた。
そんな折り、昨年秋あたりより近隣の同業者や知人工場経営者からのアプリ問い合せが増え始め、「どうにかして遠隔で工場現場の状況を把握できる方法を検討したい」、という相談が多数寄せられた。
昨年以降、東大阪でも雇用調整助成金の申請対策をとる町工場が増え始めていた。しかし、いざ導入してみると、休業日数が増え、工場責任者ですら現場出勤できなくなる状況となり、工場運営に強い危機感を募らせていた中、2度目の緊急事態宣言が駄目押しとなった。
「なんとかしてリモートで現場運用状況を確認したい」という強い動機により、不得手でもあったアプリ導入にチャレンジする工場知人が、日に日に増えていったのである。
そして、作業記録アプリ「スマファク!」™はカンタンに作業見える化が実現・テレワークに最適と、口コミで近隣工場に知られるようになり、今年に入ってからは導入件数も増えてきている状況となっている。
「面倒な仕様打合せもいりませんし、必要なものはWi-Fi環境とスマホだけ。今すぐに現場見える化が始められるので、近隣の町工場だけでなく、是非多くの工場さまで活用して欲しい」
(サンコー技研 田中専務)
コロナの収束が依然見えない中、町工場でも大きな変革が始まろうとしている。
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スマファク公式サイト
https://smafac.net/