GSアライアンスが国連のスタートアップとして採択  世界中624社応募の中から選出

国連プロジェクトサービス機関であるUNOPS(United Nations Office for Project Services)のアジア初のスタートアップ育成拠点「グローバルイノベーションセンター(GIC)」が、神戸市に開設されました。世界的な持続可能な開発目標(SDGs)の達成のため、テクノロジーを用いた強靭なインフラを作り気候変動への対処を強化する、というテーマのもと世界中から624社が応募し、最終的にGSアライアンス株式会社を含めた5社が採択されました。今後、UNOPSのGlobal Innovation ProgrammeとSony Startup Acceleration Programの育成プログラムの支援を得られることになります。

UNOPS(United Nations Office for Project Services)は世界のインフラ整備援助など途上国支援をする国連プロジェクトサービス機関です。今回の神戸での開設はアジア初であり、世界でもアンティグア・バーブーダ、スウェーデンに次ぐ3か所目の拠点となります。この拠点に入居できるのは持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指せるスタートアップ企業であり、有望な企業は今後、国連事業に採用される可能性があります。

GSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co., Ltd.:本社:兵庫県川西市、代表取締役社長:森 良平博士(工学))は環境、エネルギー分野に特化した最先端材料、技術の研究開発を行う会社です。当社の石油系材料を使用しない100%天然バイオマス系の生分解性樹脂、バイオプラスチック、コーティング材料、接着剤、色材インク、塗料などの各種の化学製品、リチウム硫黄電池などの次世代型二次電池、白金の使用量を減らした固体高分子型燃料電池(最終的には白金を使用しない燃料電池を目指す)などの事業が評価され、国連のスタートアップとして採択されました。今後はこれらのプラグラムの支援のもと、さらなる国内外への事業展開の加速を進めることになります。

*UNOPSとは
United Nations Office for Project Services、国連プロジェクト・サービス機関で、コペンハーゲンに本部を置く、プロジェクト実施に特化した国連機関です。UNOPSは他の国連機関、国際開発金融機関、援助国及び被援助国政府等からの依頼に基づき援助事業のプロジェクト推進を行います。

*GIC:Global Innovation Centerとは
国内外におけるスタートアップを集積・育成するとともに、日本で創出されたSDGs課題解決型サービスが国連調達を通じて調達に結び付けるUNOPSのインキュベーション施設です。世界で15か所の開設が予定されおり、アンティグア・バーブーダ、スウェーデンに次ぐ3か所目の拠点として兵庫県神戸市に開設されました。

*Sony Startup Acceleration Program(SSAP)とは
2014年、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援するSeed Acceleration Programとして開始されアイデア出しから事業運営、販売、事業拡大に至るまで総合的に支援する仕組みが整備されました。2018年より、ソニー本社オフィス内に社外の新規事業プロジェクトが入居可能な専用スペースが設置されるなど社外との連携を強化しており、2019年2月20日より、名称がSony Startup Acceleration Program(SSAP)に変更されました。

■会社概要
商号  : GSアライアンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森 良平博士(工学)
所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野の最先端材料、技術の研究開発
URL   : https://www.gsalliance.co.jp/

(画像はプレスリリースより)

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