チタン製ストローを利用した、超音波伝搬制御技術を開発


(超音波テスターによる<測定・解析・制御>の応用技術)

超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、
キャビテーションと音響流の分類に基づいて
チタン製ストローを利用した
「超音波伝搬制御技術」を開発しました。

超音波テスターによる
流れと超音波とファインバブルの複雑な変化を、
各種の相互作用を含めた音圧測定解析により
利用目的に合わせて、
音響流の変化をコントロールするシステム技術です。

実用的には、
シャワー用の脱気ファインバブル発生液循環装置について
ON/OFF制御(あるいは流量・流速・・・の制御)を
各種相互作用・振動モードに対して最適化する方法です。

特に、チタン製ストローの音響特性と
メガヘルツ超音波の発振制御により、
オリジナル非線形共振現象(注1)をコントロールすることで、
新しいダイナミック超音波制御技術の効果(注2)を実現しています。

注1:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象

注2:ダイナミック超音波制御技術の効果
流水の振動モードに対する
チタン製ストローの共振現象による高い音圧制御の実現
流水の乱流現象とチタン製ストローの表面弾性波による
10~100MHzの高い周波数制御の実現

-システムの応用実施事例-

オゾン・・・とメガヘルツの超音波を組み合わせた技術
(化学反応の制御技術)
低出力(50W以下)の超音波プローブの発振制御による
5mサイズの水槽(5-6000リットル)へのメガヘルツ超音波伝搬
(超音波の伝搬効率を高くする技術)
ガラス・レンズ部品・・・の精密洗浄
(超音波ファインバブルシャワー技術)
複雑な形状・線材・真空部品・・・の表面改質
(非線形共振現象の制御技術
::メガヘルツのショットレスピーニング技術)
溶剤・洗剤・・加工油・・潤滑油・・の開発
(超音波・ファインバブル・流れによる攪拌、化学反応のコントロール)
ナノレベルの粉末・塗料・触媒・・・攪拌・分散
(数ヘルツ~100メガヘルツのダイナミック伝搬制御技術)
マイクロレベルの金属エッジ部のバリ取り
(共振現象による高い音圧レベルで、
非線形共振現象による高い周波数の伝搬を対象部に実現する技術)
めっき・コーティング・表面処理・・・
(銅線・線材・・磁界・・電流・・・組み合わせによる超音波利用技術)
・・・・・・・

上記の技術は、音圧(非線形現象)測定・解析に基づいて、
表面弾性波とファインバブル流体の流れに関して
チタン製ストローの音響特性との関係性を明確にしたことで実現しました
超音波の音響流制御を実現させる
新しいダイナミックシステムの開発・利用方法です。

興味のある方は、メールでお問い合わせください

(画像はプレスリリースより)

▼J-GoodTech 企業ページ

超音波システム研究所

▼掲載元リンク

AEROPRES
http://aeropres.net/release/html/30130