XPAND株式会社(東京都中央区銀座、代表取締役CXO 南木 徹)が開発・運営する空間リンク「XPANDコード」。200m先からでもスマホで読み取れる超非接触ツールで、スポーツ・小規模店舗・公共分野等での活用が始まっています。
このXPANDコードを読み取れるアプリ「XPANDコードリーダー」が、6月23日に香港で開催された「Asia Smart App Awards」でMerit賞(優秀賞)を受賞しました。
「Business & Commercial」カテゴリーで、金・銀・銅賞には惜しくも及ばなかったものの、続くMerit賞10点のひとつに選ばれています(日本からは唯一の選出)。
https://contest2021.bestasiaapp.hk/2021-winners-and-certificate-of-merits/1.XPANDコード
公共交通サインの多言語化・個別最適化といった課題解決のために産まれ、スポーツへの活用も始まった空間用リンクが「XPANDコード」。
QRコードの弱点である距離とデザイン性を補完することができる、いわばQRコードのアドオンツールで、「第3のバーコード」(日刊工業新聞)としても注目されています。
https://newswitch.jp/p/14289
Photo: UBOXQRコードとは補完関係にあり、小さいものや近づいて読み取るものはQR、大きいものや離れて読み取るものはXPAND、と使い分けることができます。
話題の横長QRコード「rMQRコード」とも、それぞれの特徴を活かした相互補完が可能です。
XPANDコード / rMQRコード(横長QRコード) / QRコードを景観に適用した場合の比較2.XPANDコードリーダー
XPANDコードリーダーは、XPANDコードとQRコードをシームレスに読み取れる、ハイブリッドリーダーです。
AppleのApp Clip、GoogleのInstant Appに対応しており、ネイティブアプリにもかかわらず、アプリインストール不要ですぐに起動できます。
https://xpand.codes/reader/
※iOS 13以下の端末と一部のAndroid端末ではアプリインストールが必要です
※XPANDコードリーダーは、VisionSmarts(ベルギー)製の高性能画像認識ライブラリーを利用しています
https://xpand.codes/ja/vsreader/3.Asia Smart App Awards 2021
Asia Smart App Awardsは、香港のWTIA(Wireless Technology Industry Association; ワイヤレステクノロジー産業協会)が主催するモバイルアプリの国際賞です。
本年は日本を含むアジア16の国と地域からエントリーがあり、公共交通アプリの「Moovit」(イスラエル)が大賞に輝きました。
https://contest2021.bestasiaapp.hk/4.XPANDコード ワールドツアー
XPANDコードは、2019年後半以降、日本政府・東京都・JETROなどの公募で相次ぎ選ばれ、「XPANDコード ワールドツアー」を敢行しています。
香港・中国・台湾・ASEAN・インドのアジア圏に加え、欧州・北米・中東での認知も広がってきています。
今回の受賞も、その成果のひとつと言えます。
https://xpand.codes/ja/20200903-world-tour/
今後も、ボーン・グローバルなサービスとして、広い地域での利用拡大に取り組みます。