株式会社オルトメディコは、株式会社ユーリアと共同で、栄養評価に関する新しい論文を発表しました。

簡易食事調査票「栄養価日記 (Calorie and Nutrition Diary: CAND)」を用いた栄養調査: 簡易型自記式食事歴法質問票 (brief-type self-administered diet history questionnaire: BDHQ) との比較

株式会社オルトメディコ (本社:東京都文京区、代表取締役:山本 和雄、以下:オルトメディコ) は、栄養価日記 (Calorie and Nutrition Diary、以下:CAND) を用いた栄養評価に関する新しい論文を、株式会社ユーリア (本社:愛知県名古屋市、代表取締役:水野 将吾、以下:ユーリア) と共同で発表しました。

【概要】
本研究では、栄養価日記 (CAND) と簡易型自記式食事歴法質問票 (BDHQ) を用いて、20代および50代以上の日本人男女170名を対象に、栄養素等摂取量を比較する横断的観察研究を実施しました。その結果、両年代ともにCANDがBDHQに比べて推定摂取量を過大評価する傾向にあり、20代の集団では栄養素等摂取量の日間変動の影響を受けやすいことが示唆されたものの、両手法間で有意な正の相関が認められ、CANDの妥当性が確認されました。

本研究の結果は、New Food Industry 67巻4号 (2025年4月1日発行) に掲載されました。以下のURLから論文の詳細をご覧いただけます。
https://www.orthomedico.jp/results/paper/paper-250401-01.html

栄養価日記CANDとは

オルトメディコでは、アウトカム開発事業として、健常者の臨床データを紐解き、疾病予防のエビデンス取得を支援する評価ツール・アウトカムの開発を行っております。その中でCANDは、弊社が食品CROとしてヒト臨床試験 (ヒト試験) に携わってきた経験から、試験に参加されるモニター様や現場スタッフの負担を軽減する目的で開発されました。
CANDは、食品の量をグー・チョキ・パーで感覚的に測定する方法を採用しているため、料理に馴染みのない方でも感覚的に回答できるようになっています。そのため、CANDは、企業だけでなく、大学の授業や研究における食事調査票としてなど幅広く活用できます。また、CANDの調査票としての妥当性・信頼性は写真法との比較により確認しており、査読付き論文として公表していますので、是非ご一読ください。以下のURLから論文の詳細をご覧いただけます。
https://www.cand.life/pdf/cand-paper.pdf

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▼掲載元リンク

https://www.orthomedico.jp/news-release/press-release/pr-250513.html