樹脂製品に埋め込んで使用するインサートボルト。後埋め(アウトサート)でも使用可能。
第一工業(株)(本社:浜松市東区大島町955-9、西野信昭社長、電話:053-433-6611)は、樹脂製品に埋め込んで使用する高トルク対応型圧入式インサートボルト:SSOOボルトを発売した。
特殊八角形形状により、高い耐トルク性能と高い抜け強度を実現。高いトルクで締付けても、空回り・供回りせず、樹脂を壊さずにボルト締めを可能にする。抜け強度に優れており、耐振動性が高い。
軽量化の目的で、樹脂化の進む自動車などの輸送機器の樹脂部品に対応した締結を提供する。樹脂成型後の後埋め(アウトサート)でも使用可能で、取り扱いが容易。製造工数削減など、コスト削減の効果も見込める。
信頼のOcta Lobularシリーズから登場。新製品でもその実力は実証済み。
SSOOボルトの特殊八角形形状は、第一工業が開発したOcta Lobular(オクタロビュラ®形状)シリーズ。同形状のナットシリーズ(SSOOナット・SSOIナット)で、その高い耐トルク性能と抜け強度は、実アプリケーションで実証済み。
Octa LobularシリーズのSSOOナットでは、一般的なローレットに比べて、回りトルクが1.8倍、抜け強度は1.2倍の実力値を持つ。新製品のSSOOボルトも、このオクタロビュラ形状が持つ「回らない」実力を引き継いでいる。その高い耐トルク性能で、締結部品の小型化や数量削減なども可能にし、部品の軽量化への貢献も可能にする。