昭和産業、自社バイオマスを使用した清掃作業用「ごみ袋」を使用開始

鹿島アントラーズ・エフ・シーの公式戦に使用

2020年2月21日、昭和産業株式会社(以下、昭和産業)は、同社のバイオマスを有効活用した清掃作業用「ごみ袋」(以下、同製品)を、茨城県立カシマサッカースタジアムで株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー(以下、同クラブ)の2020シーズンホーム公式戦に使用すると発表した。
地球温暖化が懸念されるなか、その原因の一つと考えられる二酸化炭素の排出量を削減する取り組みが、国内外で進められている。
このような課題に対処するため、昭和産業は、船橋市役所本庁舎において、小麦やトウモロコシを原料としたバイオマスを20%使用したごみ袋の実証実験を行い、事務系のごみに対して、強度や使用感等に問題がないことを確認している。
さらに、次の段階として、食品残渣や容器を含むごみを対象に、使用感等の確認を行うこととなった。

バイオマスを使用した清掃作業用「ごみ袋」の特長

同製品は、容量が90Lで強度等はJIS規格に対応している。また、非食用小麦粉15%と工業用コーンスターチ5%を原料としたバイオマスを20%使用するとともに、サトウキビ由来の植物性プラスチックも使用して、石油由来プラスチックの使用量を44%削減している。
さらに、廃棄(焼却)時のCO2排出量を44%削減するとのこと。
なお、同クラブの公式戦において1年間使用し、ごみ袋の強度や使用感や、廃棄物固形燃料化への影響を確認していく。
(画像はニュースリリースより)

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昭和産業株式会社 ニュースリリース
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