西菱電機は共同で、店舗発券システムの研究を開始

最適な予約割り当てを行うアルゴリズム

2019年11月22日西菱電機株式会社は、国立大学法人鳥取大学と共同で、携帯ショップや銀行などで利用されている発券システムについて共同開発を開始した。
店舗における最適な予約割り当てを行うためのものであり、アルゴリズムが開発される。
なお、完成すれば携帯ショップで受付を待つお客の待ち時間を短縮することができ、不満が減ると考えられる。

ウェブサイト予約と店舗来店予約の順番を自動的に割り当て

店舗の発券システムは、通常店舗に来店してから受付することで順番を割り振るが、待ち時間が長くなる傾向にあり、疲弊して途中で帰ってしまうことも。
今回の研究では、店舗で待つことができない場合も想定しウェブサイトからの予約も受け付け、店舗受付と合わせて順番を自動で割り振るものである。
これにより、店舗への満足度が維持できると期待されている。

携帯ショップは待たされる?

スマホなどの契約や機種変更、故障や紛失などで携帯ショップのお世話になっている人は多い。
が、いざ店舗に行くと、多くの人が待っている状態で、受付で発券しても長い時間待たされることが多い。
これを解消するために、ウェブサイトでの予約を開始しているわけだが、店舗受付との順番設定は、店舗スタッフが手作業で行っており大きな負担となっている。
人によっては仕方がないと半ば諦めている状況ではあるが、顧客の満足度が低下しキャリアを変更する理由にもなっているので、改善が望まれている。
(画像はプレスリリースより)

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西菱電機
http://www.seiryodenki.co.jp/