JOLEDとデンソー共同開発の有機ELディスプレイ、トヨタのコンセプトカーに搭載

コンセプトカーが提案する革新的で意匠性の高い室内空間の実現に貢献

2019年10月21日、株式会社JOLED(以下、JOLED)は、JOLEDと株式会社デンソー(以下、デンソー)で共同開発する車載用フレキシブル有機ELディスプレイ(以下、同ディスプレイ)が、デンソー製のメーターに組み込まれ、トヨタ自動車株式会社のコンセプトカー「LQ」(以下、同コンセプトカー)に搭載されると発表した。
同ディスプレイは、これまでにないメーターデザインで、同コンセプトカーの革新的で意匠性の高い室内空間を提供しているとのこと。
なお、同コンセプトカーは、AIエージェントと自動運転を組み合わせた新しい概念の電気自動車で、2020年開催の東京オリンピックでは、聖火リレーの隊列車両やマラソン競技などの先導車として数台が導入される。
また、2019年10月24日(木)~11月4日(月・休)の期間、東京モーターショー2019のMEGA WEB会場で開催される「FUTURE EXPO」において展示され、東京オリンピックの大会期間中には、お台場・豊洲周辺で体験試乗会が実施される予定だ。

印刷方式有機ELディスプレイの概要

同ディスプレイは、高コントラストでソースに忠実な色再現性や高速応答性な画質特性を有するとともに、薄型・軽量、曲げられるフレキシブル性などの特長があるため、新たな用途を創出する次世代ディスプレイとして、幅広い分野で注目されている。
さらに、印刷により塗布・形成する技術で製造できるため、生産工程がシンプルで多様な画面サイズに対応可能だ。
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

JOLED プレスリリース
https://www.j-oled.com/customar/20191021lq/