アルミダイカスト 改善事例の紹介

改善事例の紹介

某メーカーにおいて、毎年梅雨時に入る頃から歩留まりが悪化していました。
理由は水分=湿気を嫌うアルミとの相性によるものでした。
前年の6月は不良率が5.7%に達しており、当該年度の5月も前年5月と同様に2.4%の不良率でした。

そこで、6月に入り添加剤を変更したところ、6月の不良率を0.3%まで下げることができ、以後も1%未満の不良率を継続できました。

実施した改善内容

溶解炉へリファイナー201を投入し、その後保持炉へのリファイナー201とデガッシングタブレット30の双方を投入。

最初の投入量は、脱酸効果を上げるため多めの量(溶湯の1~1.5%程度)を投入する必要があるが、落ち着いてきたら投入量は減らして良い。(通常時の投入目安は溶湯の0.2~0.5%程度)

投入間隔は4時間毎とし、前に投入して表層に残った滓をすくい取ることが必要となる。

(画像はプレスリリースより)

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ウイスマ・インターナショナル株式会社

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