ホットスタンピング金型用鋼「DHA-HS1」の取扱いを開始

自動車金型業界ではホットスタンピング工法の採用が急増

特殊鋼・鋼材の加工販売会社である深江特殊鋼株式会社(本社:広島県・福山市)がこの度、大同特殊鋼株式会社(本社:名古屋市東区)が開発したホットスタンピング工法に適した金型用鋼”DHA-HS1″の取扱いを開始した。
このところ自動車業界では環境問題を背景として、燃費向上を目的に車体部品の軽量化が加速している。そのため、ホットスタンピング工法を用いて製造する、引張り強さが1GPaを超える超ハイテン材(超高張力鋼板)の車体部品の採用が増加している。
“DHA-HS1″は熱伝導率が高いため金型の冷却時間短縮を通じて生産性向上に寄与すると同時に、軟化抵抗が高いため金型寿命の向上も期待できる。ホットスタンピング工法を用いた金属製品のトータルコストの低減に貢献する。

優れた専用金型用鋼と培った加工技術でホットスタンピング業界をリード

深江特殊鋼では早い時期よりホットスタンピング金型の加工に携わっており、金型メーカーと共に工法の改善、ホットスタンピングに求められる金型用鋼の特性を追及してきた。
今回の”DHA-HS1″においては、汎用鋼ではネックとなっていた熱伝導率が大幅に改善されており、設計、工法だけでは解決できなかった金型の冷却時間の短縮を図ることが可能となる。この”DHA-HS1″の採用により、ホットスタンピング業界へ大きな貢献が可能と考えている。

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深江特殊鋼株式会社

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大同特殊鋼株式会社 製品情報
https://www.daido.co.jp/products/tool/dha_hs1/index.html