三井住友建設株式会社「大志寮」に産業用蓄電システムを納入 ~太陽光発電の有効活用により自家消費率100%・「ZEH-M」実現に貢献~

◆ 導入の背景 – 太陽光発電の自家消費率向上

社員寮は太陽光発電が活発な昼間に使用電力が少なく、太陽光発電を行えない夜間に使用電力が大きいという傾向があります。そのため太陽光発電のみを設置した場合、発電電力は建物内でほとんど使用できず、太陽光発電の自家消費率が小さくなることが予想されました。
大志寮では自家消費率を高める解決策としてハイブリッド型蓄電システムを導入しピークシフト運用を行うことで、昼間の発電電力を蓄電池へ充電して夜間に使用することを可能としました。また太陽光発電や蓄電システムの他にも省エネ設計や蓄熱設備を導入したことで、太陽光発電の自家消費率100%や年間の一次消費エネルギー収支ゼロ「ZEH-M」を実現しました。

◆ 計測監視ソフトを活用したスマートなエネルギー管理

大志寮では当社蓄電システムに標準搭載されている計測監視ソフト「WEBみえる化システム」を共用スペースのモニタに表示しながら活用しています。「WEBみえる化システム」では電力使用量・太陽光発電量・蓄電池充放電量等のエネルギー運用状況をグラフィカルに表示するだけでなく、機器の遠隔操作や蓄積データのダウンロードも行うことが出来ます。これにより蓄電システム及び「WEBみえる化システム」はスマートなエネルギー管理を実現し、サステナブル社会に向けた取り組みを強化したモデルケースである大志寮のプレゼンス向上にも貢献します。

▼J-GoodTech 企業ページ

株式会社YAMABISHI

▼掲載元リンク

https://www.yamabishi.co.jp/pdf/release/20240208.pdf