「つながるOOH」がもっと手軽・高機能に!XPANDコードとQRコードを併用した「デュアル運用」の商用利用を全国4か所のOOHで開始!


(左:XPANDコードの読み取り – この距離でスキャンできる / 右:QRコードの読み取り – 標準カメラで認識できる)

XPAND株式会社(東京都中央区銀座、代表取締役CXO 南木 徹)は、XPANDコードとQRコードを屋外広告に併記し、相互に補完し合うことで利便性向上と高機能化を図る「XPANDコード/QRコードデュアル運用」(以下、デュアル運用)を4月15日より開始しました。
遠距離スキャンには不向きであるものの、標準カメラで手軽にスキャンできるQRコードと、対応アプリが必要なものの、遠距離・高速スキャンが可能なXPANDコードを組み合わせることで、ユーザーの環境とニーズに応じて、手軽なスキャンにも遠距離高速スキャンにも対応。最適なユーザー体験を実現します。

このデュアル運用は、医学生専門の学習機関「医学生道場」(運営元:株式会社リーフェホールディングス)が、「4月に開始した全国4か所の大型屋外広告において採用され、サービスを先行開始しています。
「有償版の本格的な商用利用としては、世界初の試みです。
※自動生成されるXPANDコードGratis(無償版)の利用状況について、当社は把握していません

1.デュアル運用の特長

XPANDコードとQRコードを併記するデュアル運用には、次の8つの特長があります。

(1)ユーザーの環境に合った体験ができます。XPANDコード対応アプリのユーザーは、100m以上の遠距離スキャンや高速スキャンが可能ですが、標準カメラしか使っていないユーザーも、近づくことにより同じ体験が可能です。

(2)XPANDコードとQRコードの「射程距離」を切り分けて併用することで、巨大すぎるQRコードで板面レイアウトを無駄にしてしまうことを防げます。

(3)XPANDコードとQRコードのいずれにも、XPANDコードサーバーによるマッピング機能が適用されます。これによって、コード自体を貼り換えることなく、必要なときにコードのリンク先URLを柔軟に変更できます。また、当社の特許技術であるブロックチェーン連携機能も適用できます。

(4)XPANDコードとQRコードのいずれにもトラッキングタグを埋め込めるため、どのOOHから流入したのかが、Google AnalyticsやMatomoなどの解析ツールで把握できます。

(5)QRコードはもちろん、XPANDコードもグローバルに展開しているサービスであるため、インバウンド観光客など国外のユーザーにも使っていただくことができます。

(6)間にベゼルを挟む場合(マルチモニター構成)や、手前にルーバーがあるタイプの大型ビジョン(QFRONTなど)、湾曲のあるOOHなどQRコードが読み取れないケースでも、XPANDコードでカバーできます。

(7)景観条例等の規制でQRコードの表記が大きく制約される場合でも、規制の対象外であるXPANDコードでカバーできます。

(8)QRコード同様、XPANDコードも特殊な印刷や加工方法を必要とせず、OOHのIllustrator原稿にレイアウトするだけで設置できますので、低コスト運営が可能で、環境負荷も抑えられます。

2.「医学生道場」屋外広告実施内容

医学生道場のターゲットである医学生との接触機会を拡大することを目的とし、最初の実施地域として選ばれた4地域の大学キャンパス附近に大型屋外広告を設置しました。

(1)設置場所
福岡市(福岡市地下鉄七隈駅前)
https://maps.app.goo.gl/kNN7sLqzgRDfEw5e9

福岡県久留米市(JR久留米駅近く、京町第二公園前)
https://maps.app.goo.gl/wHEaJSjUzkuVjXfZ7

岡山県倉敷市(JR中庄駅ホーム横)
https://maps.app.goo.gl/618wKFKsohsF8ARG9

石川県内灘町(金沢医科大学正門前)
https://maps.app.goo.gl/7m79JuSpHKru5ght9

(2)掲出開始日
2024年4月1日(※工事日程により前倒し設置の地域あり)

3.医学生道場について

医学生道場は医学生だけが通う事の出来る特別な予備校です。医学教育に強い医師が講師となって、マンツーマンの個別指導を行っています。 東京・名古屋・大阪・福岡にある8つの校舎に加え、オンラインでも同じ質の個別指導を行い、全国の医学生の学習を支援しています。
医学部の進級試験・卒業試験に加え、共用試験CBT(Computer-Based Testing)・共用試験OSCE(Objective Structured Clinical Examination)・医師国家試験など膨大な学習を必要とする医学生に最短最速の試験対策を提供することで、より効率的に深く学び、地域に貢献できる良い医師を養成しています。
https://igakuseidojo.com/

医学生道場のYouTubeチャンネルは登録者2.2万人、動画再生回数は200万回を超えるなど、医学生からの絶大な支持を受けています。
また、メタバースの活用など、新しい学習スタイルへも積極的に取り組んでいます。
OOHを新たなタッチポイントとして活用し、YouTubeチャンネルなどのコンテンツと連携して認知と理解を拡大していくことが今回のOOH企画の狙いです。
https://www.youtube.com/@igakuseidojo

4.XPANDコードとOOHについて

(1)XPANDコード

公共交通サインの多言語化・個別最適化といった課題解決のために産まれ、OOH・アート・音楽・スポーツなど多方面への活用も始まった空間用リンクが「XPANDコード」。
QRコードの弱点である距離とデザイン性を補完することができる、いわばQRコードのアドオンツールで、「第3のバーコード」(日刊工業新聞)としても注目されています。
https://newswitch.jp/p/14289

情報デザインの国際賞「IIID賞 2023」(情報デザイン国際研究所;オーストリア)、ユニバーサルデザインの国際賞「UD賞 2023」(ユニバーサルデザイン研究所;ドイツ)を相次ぎ受賞しました。
https://www.xpand.website/post/news-ja-20230605-iiidaward
https://www.xpand.website/post/news-ja-20230808-udaward

また、XPANDコード読み取りアプリ「XPANDコードリーダー」は、Asia Smart App Awards(ワイヤレステクノロジー産業協会;香港)で入賞しています。
https://contest2021.bestasiaapp.hk/2021-winners-and-certificate-of-merits/

※XPANDコードリーダーの読み取りエンジンには、VS Barcode Reader(Vision Smarts SPRL;ベルギー)の技術を活用しています
 https://www.visionsmarts.com/sdk/vs-barcode-reader.html

(2)ARなどスマホ側向けサービス

XPANDコードやQRコードを通じて、OOHからスマートフォンへ遷移した後のコンテンツは、自由にご提供いただくことが可能です。
当社では、自社のAR配信プラットフォームによるOOHとARコンテンツとの連携に力を入れています。

Wow 3D Museum
当社が生物多様性総合データベース「ffish.asia」「floraZia.com」及び九州オープンユニバーシティとの協業により提供するモバイル生物博物館です。3Dデジタル標本を軽快にブラウズし、気に入った生物は、その場でARとして呼び出し、観察・撮影できます。
https://wow3d.world/
https://ffish.asia/
https://florazia.com/
https://qou.jp/

銀座NFT画廊
公募により集められた国内外のデジタルアートを楽しめるギャラリーしています。
作品を簡単に一覧表示できるほか、画像をタップすることで3Dのパネルとして拡大縮小・回転などを行うことができます。
3Dモードで表示されるARボタンをタップすると、カメラを通して目の前に作品が出現し、好きな場所に貼り付けることができます。
銀座NFT画廊の「NFT」には、NFT(Non-Fungible Token)アートにとどまらず、New-age Fusion of Techno-artistry(次世代のテクノロジーと芸術性の融合)という意味も込められています。

[関連企画実績]
東京山手線沿いの屋外ビジョンで銀座NFT画廊収録作品を紹介する「東京NFTアートキャラバン」を実施しました。
https://www.xpand.website/post/news-ja-20230814-tokyonftartcaravan

東京銀座「キラリトギンザ」で展示・体験イベント「デジタルアート&クリエイティブフェスタ銀座」を開催しました。
https://www.xpand.website/digitalarts-and-creatives-festa-ginza-2023

(3)「つながるOOH」企画・製作・運営サービス

モバイルソリューションだけではなく、全国の屋外広告媒体社とのパートナーシップにより、OOH自体の企画・場所選定・媒体提供も行っています。リアル空間からデジタル空間まで、全体として統一感のある高い品質のクリエイティブを提供します。
もちろん、一体で企画・制作することで、バラバラに手配する場合に比べて、コストや納期も抑えられます。
自社で既にオンラインコンテンツの蓄積があれば、これをOOHと連携させ、フル活用できる施策をご提案します。

[当社OOH事業の強み]

  • XPANDコード・システム開発・AR開発をベースにした、デジタル連携・デジタル起点の企画提案力があります
  • 前身企業の主力事業として、鉄道やバスなど公共空間のサインを数多く手がけ、国際賞も受賞してきたデザイン力があります
  • 企画制作だけでなく、全国の媒体選定・媒体提供から、保守管理窓口までワンストップで対応できる総合力があります
  • モバイルから巨大な看板まで統一した世界観でユーザー体験を作れる構想力があります
  • 産業機械デザインの経験を活かした、3D CADによるトリックアートなど、立体的なOOH表現にも対応できる制作力があります
  • 国際チームによる多言語対応や、海外媒体への掲出支援ができる、国際展開力があります
  • [OOHに関する紹介記事]
    こちらも併せてご覧ください。
    https://www.biz.ne.jp/matome/2007610/
    https://www.biz.ne.jp/matome/2007609/
    https://www.biz.ne.jp/matome/2008563/

    ※「QRコード」はデンソーウェーブの登録商標です

    (画像はプレスリリースより)

    ▼J-GoodTech 企業ページ

    XPAND株式会社

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