第22回日本機能性食品医用学会 総会 (2024年12月7~8日) にて、自社研究の成果を2演題発表しました。株式会社オルトメディコ (東京都文京区、代表取締役 社長 山本和雄)

発表演題1:栄養摂取が肥満、脂質異常症、高血圧および2型糖尿病に及ぼす影響の予測

演題番号: O-14
発表者: 及川 華奈
共著者: 山本 和雄、鈴木 直子、永田 雅文、髙良 毅

概要: 肥満、脂質異常症、高血圧、2型糖尿病などの生活習慣病の有病者数の増加は、日本国民の大きな健康問題ですが、自覚症状に乏しいため、病態の悪化に気がつかないまま放置してしまうことがほとんどです。機能性食品はこの問題の解決策の一つとして着目されていますが、自覚できないために機能性食品の利用に至らないことも多くあります。生活習慣病と食生活は密接に関連することから、食事調査による生活習慣病罹患リスクを評価する簡便な方策を開発することは、自身の病態進行の管理と機能性食品の利用への気づきにつながると考えられます。そこで本研究では、日々の栄養摂取量と肥満、脂質異常症、高血圧、2型糖尿病の罹患リスクとの関連を分類・予測するモデルの開発を試みました。

発表演題2:生活習慣病境界域者の病域への移行に関する縦断的解析

演題番号: O-15
発表者: 鯉沼 佳太
共著者: 山本 和雄、鈴木 直子、永田 雅文、髙良 毅

概要: 日本では、高齢化に伴う生活習慣病罹患者の増加が見込まれており、その対策が喫緊の課題となっています。健康と病気は「二分論」ではなく連続的に変化するものと捉える必要があり、発病には至っていないものの注意が必要な検査値を示す「境界域者」は、生活習慣病への罹患を予防する重要なターゲットとして着目されています。日本では、保健機能食品の登場により健常者・境界域者をターゲットとした機能性食品の開発が発展してきましたが、国民の機能性食品への意識はいまだ低いままです。そのため、境界域者としての危険性の理解を深めることが国民の意識を改善し、さらなる機能性食品の開発の発展に貢献すると考えられます。そこで我々は、健常域者と境界域者の間で病者になるまでの期間に差があるのか明らかにすることを目的としました。

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