パナソニックが、決済機能付きショーケースの実験を開始

QRコード決済サービスに対応可能

2020年1月23日、パナソニック株式会社、関西エアポート株式会社、アリペイジャパン株式会社は共同で、キャッシュレス決済に対応した物販の実証実験を1月24日から30日まで行うと発表した。
関西空港内に設置された、ショーケースを用いて行うものであるが、QRコードを利用し支払いをスムーズにしようという試みである。
なお、今回は中国人客をターゲットとし、中国で主要決済方法のひとつとなっているアリペイQRコード決済に対応したものとなる。

セルフで会計がスムーズに

この決済サービスの実証実験では、キャッシュレスによる利便性の検証が行われることになるが、同時に無人化による省力化も兼ねている。
特に、この時期関西国際空港には、中国の春節に合わせ多くの観光客が訪れ、経済効果も期待される。
しかし、その反面、買い物の際のレジ渋滞も事実としてある。
この問題を緩和するためにも、スマートでストレスの溜まらない決済方法の導入が望まれている。

ショーケースはQR決済後に解錠される

実証実験としては、ショーケース2種類(インナーボックスタイプと画像認識タイプ)を各2台設置するが、取扱商品は、「見ぃつけたっ」と、「白い恋人」の2種類となる。
対象商品の種類としては少ないが、中国人観光客に人気の商品となっており、数も多く取り扱われるためこの商品が設定された。
なお、QRコード決済をした後にケースの扉が解錠するため、盗難などの犯罪を防止する効果もある。
(画像はプレスリリースより)

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