行き先を失った竹が紙に!? 日本初、放置竹林問題を涼しく解決する究極のSDGsうちわ発売

【竹は有効活用すれば持続可能な資源】

全国的に竹の放置竹林化が進んでいます。放置竹林とは、間伐などの手入れをせず放置され荒れた竹やぶのことです。放置竹林が拡大している原因は、竹の消費量の減少、所有者が高齢になり管理が困難なことなどが挙げられます。

竹の成長力は驚異的であっという間に成長し、管理しなければ浅く根を張りながら横へ広がり増殖します。拡大した放置竹林は里山の森林を侵食し、土砂災害の危険をはらむため間伐する必要があります。間引いた結果、多くの行き先を失った竹が発生します。そこで廃棄されるはずの竹を紙に加工することで森林を保護しつつ、災害のリスクを減らし持続可能な資源として活用する動きが出ています。

【訪日外国人も注目する竹の紙のうちわ】

本来竹は硬いので紙に加工するのは難しく、コストもかかるためなかなか流通しませんでした。そんな中、竹専門の会社である当社は、竹の消費に繋がる竹の紙をもっと知ってもらいたい想いから、製紙会社の協力のもと手に取りやすいうちわにして商品化しました。2023年8月1日、日本初、全て竹で作ったうちわ「たけのかみ貼り竹うちわ」の誕生です。たけのかみ貼り竹うちわは、持ち手と土台の骨に竹を使用しているのはもちろんのこと、紙部分も強くてしなやかさが特徴の竹の紙を貼っています。100%国産の竹からできた紙は温かみのある薄い生成り色。持ち手の竹と相まって粋な風情があります。

うちわは、電気を使うことなく仰ぐだけで涼をとることができる日本が誇る究極のエコグッズです。環境に配慮した製品を選ぶエシカル消費が世界中で広まる中、全て竹素材からなるうちわは外国人観光客に好評です。目を引く和柄も日本的なお土産を選ぶ際の決め手となっています。

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